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読書日記9月2回目

読書日記9月2回目_f0131628_1674282.jpgもうじき、秋のお彼岸ですね。
彼岸前に、ぽっと咲く彼岸花。
この写真は、少し前に撮ったもので、もう咲いていることでしょう。
白も清楚できれいです。昨日実家で咲いていました。

『パピヨン』田口ランディ(角川学芸出版)2008/12/20初版 表紙カバー★
*久々夢中になって読んだ本。小説でなく、ノンフィクションです。しょっぱなチベットで高山病にかかったことに端を発し、話があっちにいったりこっちにいったりで、まとまりがないような出だしで、編集者さんに指摘され、笑っちゃいました。人ごととは思えなくて。

ダイアナ・キューブラー・ロスという人を知らなかったし(でも聞いたことがあったような)。田口さんの父上、家庭環境など、興味深く読みました。特にアル中で末期ガンの父との闘いは凄かった。読んでいて、疲弊してくるもの。
湯灌とか手をつなぐとか、できなかった自分に苦い思い。想像して誰のゆかんなら出来るのか、自分は誰に湯灌してもらいたいのか。うーん、誰にもしてもらいたくない。ウチのイヌなら出来る、けどイヌは湯灌しないな。そのまま埋めるもの。

死んだら蝶になるのも変だし、柑橘系が好きなアゲハとも違い、単なるイメージに過ぎない?蝶になるって、ひらひらするものになるってこと?やっぱり納得いかない。
蝶の写真を撮ろうと思ってたら、室内に見慣れぬ黒い蝶がいて、でも、外に出してやることしか考えなかった。だから、写真ありません。

『やんごとなき読者』アラン・ベネット(白水社)2009/6/20初版 表紙カバー★★
*ノンフィクションかと思って読んでたら、フィクション、つまり小説。
間違えて記憶してしまうので、半分くらい読んで辞めました。

絵本『うちゅうたまご』荒井良二(イーストプレス)2009/8/8初版 表紙カバー★★★★★
*なんかスゴイ…のかも、よくわかんない、けど、心に響くものがありました。
by umiusagin | 2009-09-18 16:02 | 読書日記
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