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読書日記6月3回目

読書日記6月3回目_f0131628_18313856.jpg『ひとりの午後に』上野千鶴子(NHk出版)2010/4/25初版 
表紙カバー★★★
*上野さんの書くものは、ホント面白いし、考えさせられるし、何よりとても読みやすい。「読みやすい」というのは、簡単なようで出来ない大切なことです。
繰り返し読んでは、ふんふんナルホドと頷き、へ〜甘党でお茶好きなんだぁ、なんて納得してみたり。
けど、本業のフェミニズムの著書は読んでない。う〜ん、それではいけませんね。

『星守る犬』村上たかし(双葉社)2009/7/11初版 表紙カバー★★★★★
*書評で見て、すぐに読みたい!と思いましたが、書店でパラパラ見て絵柄に挫折。それが図書館にあって、キャッホー!と心の中で叫んで、早速借りて読みました。
イヌは純真無垢で口が聞けないから、涙ものです。
わかっていても、思い入れ強すぎちゃいます。

後半の、遊んでやるふりをして、イヌの鼻づらにボールを思いきりぶつけた、というくだりが印象的でした。そんなことをしても非難せず、疑う気持ちも持たない。
うちのイヌは、もう少し自分勝手。痛い時は、ハァッと恐ろしい顔で(ホントに凄いのですよ)噛む素振りするもの。実際には噛まないけど。主にブラッシング時で、誰のためにやってんだぁ、と呆れちゃいますぅ。

『ピカソと過ごしたある日の午後コクトーが撮った29枚の写真』ビリー・クルーヴァー 北代美和子訳
(白水社)1999/4/15初版 表紙カバー★★★★★
*前回ダリの本を読んでいたら、とても描きやすかったので、似たような本をと借りてみましたが、
全然似てませんでした。飛び飛びに見て、半分くらいで挫折。
何気なく撮った複数の写真を分析したり、光りの方向で時間を知るとか、なんかそういうのダメ。
いーじゃん、発表する気がなく、自由に遊びで撮ったのに。
それは、ひっそり書いたラブレターを公開されちゃったみたいなもん、と私は思うのですが。

『きみが住む星』池澤夏樹 写真エルンスト・ハース(角川文庫)平成20年6月25日初版 表紙カバー★★★★★
*とにかく写真が素晴らしいです。見てみてください。
えっ、文章?…読まなくても…。
by umiusagin | 2010-06-26 00:00 | 読書日記
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