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イヌ脱走

f0131628_1141625.jpg朝、イヌが柵の外に出ていて、また脱走。明け方にでも雷がなったかと中に入れると、前足がドロドロ。
柵の辺りを見ると、脱走しないように置いた椅子の下に穴を掘り、更に出にくいように上にのせていた板もずらし。つまり何重にも防護していたのに、想定外のことが起こり…なのでした。
そんなにまでして出ても、何処にも行く所なんかない、ただ右から左に行っただけじゃない…夢中で掘っただろう穴を見つめながら、ふと自分も同じだったことを思い出しました。

あれは2005年11月、手術から目覚め、とにかく此処(病室)を出よう、出なくちゃ、と思う気持ちは強くなる一方。でも手術後でカテーテルはついてるし、後遺症でアタマは持ち上げられない(介護度3以上)。
朦朧としたアタマの中でシュミレーションしてみます。幾度も。
まず病院の中を走る。外に出る。それから?タクシーに乗る。パジャマで明らかに脱走した人を乗せてくれる?とにかく家まで乗せてもらう。支払うのに財布がない。待っててもらい、家の中から取ってくる。室内へ。それから?わかんない、自分の家でゆっくり考えてみる。もしかしたら良くなるかも。
よし、やるっきゃない。
柵のあるベッドから飛び降りたところで力尽き、看護士さんに見つかり大目玉。
以後、寝る時はガッチリ動けないプロテクターを装着されることに。いくら後頭部の傷が痛いと訴えても、二度と逃げないと訴えても聞き入れられず、寝返りを打つのさえ大変で、痛い思いをしました。つらかったなあ。ホントにあんなにつらい思いをしたのは、長い人生の中、初めてでした。

今、思えば、とても自力でなんとか出来る状況ではありませんでした。
なんで脱走しようと思ったのかすらわからない。思考能力が正常だったとは思えませんね。
動物的本能なのかな。
危険が迫っているなら、とにかく此処から出よう。それしか考えられない。その後のことはまた後で考えよう…そんな思考の流れなのでしょうか。
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by umiusagin | 2011-08-07 11:35 | 病気のこと(小脳出血) | Comments(0)
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