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読書日記11月-1

読書日記11月-1_f0131628_2341933.jpg小雨が降り夕方から晴れると天気予報ではいっていましたが、一日雨は降らず、トンビたちが気持ちよさそうに風にのっていました。
さて今回から「表紙カバー」を追加しました。点数は★マークで5点満点。もちろん独断ですよ。

『ペルセポリス|イランの少女マルジ』
『ペルセポリス‖ マルジ、故郷に帰る』
マルジャン・サトラピ(バジリコ)2005年6月28日初版 表紙カバー:★★★★★
*天気が悪かったこともあり、夢中で読破。
xx年と見る度、この頃は何をしていたか思い出してみるけれど、大体が20代、革命、イ・イ戦争のことを小耳にはさみながらも、他の西洋の国々同様、自由を謳歌していました。
大変な経験をした自伝は何物にも代え難い。ましてイラン女性が内政的なことを示すのも稀。史実を追ったストーリーは他に例を見ない素晴らしいものだと思います。

絵がね、基本的にはいいんだけど、日本のコミックではないから、動きが少ない、暗い、背景が少ない、は仕方ないことなんだろうなあ。
大小、遠近感なんか無視して、こんな絵もありかとは思うけど、狙っているのではなくて、上手くないんでしょう。勉強したんだから、もっと描けたらいいのに。描けるはずなのに。そこが問題点ですね。

『きみのためのバラ』池澤夏樹(新潮社)2007年4月25日初版 表紙カバー:★
*タイトル・表紙カバーからして期待していなかったけれど読みやすかった。文章が上手いんですね。短編集なのですが、中の『ヘルシンキ』がよかった。子どももいないのに、なんだかジーンと来て心に残りました。

『夜の朝顔』豊島ミホ(集英社)2006年4月30日初版 表紙カバー:★★
*小学生の気持ちが遙か遠くになってしまい愕然としました。
懐かしい気持ちはあるのですが「ピロティ」って何処だっけ?知ってたはずなのに…くらい忘却の彼方。記憶力には自信があったのになあ。

『アメリカ 非道の大陸』多和田葉子(青土社)2006年11月15日初版 
表紙カバー:★★★
*最後まで読んだけど、肌が合わないというか。でも残るかも。今はわからない。
by umiusagin | 2007-11-11 11:59 | 読書日記
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