カテゴリ:母の認知症( 4 )

電話で注文してしまい…

先週ホームから電話がありました。
「お母さんが電話注文した化粧品、いつまでも振り込みがないからと集金の人が来たけれど、その人に電話してもらえますか?」
あぁ、またか。。
前の港南台のホームの時も、払込み用紙を渡され、
「払っといてね」
すごく驚いて、施設長に相談したのです。
「もし高額な品を、勝手に電話注文したらどうしましょう?」
「お母さまの性格から考えて、やたらに注文しないでしょう。先方にこちらは老人ホームといえるし、クーリングオフという手もあるし(払込み用紙を捨てちゃっても?)、様子をみましょう」

現在居る、三浦の施設長は若いから、
「普通、クレジットか代引きでしか品物が届きませんよね?」
昔ながらのところは今でも信用商売で、品物が着いたら、払込み用紙で支払うのです。多いです。

母に電話しました。
すると、悪びれもせず(アタリマエか)、
「今回のはレイラの化粧水と乳液。ディシラのファンデーションがないのよ」
ディシラ?
それ、去年探して、電話かけ回って、「上大岡のショップにある」といわれ、初めて車で行く上大岡、すんご〜く大変だったっけ…記憶が蘇ってきます。

「その辺で買ったものだと、私ヒフが弱いからかぶれるかも」
昨夏、病院巡り、入院・手術・退院と、毎日暑い中、港南台通いで大変だったことが浮かびました。
また「かぶれた」といって、病院に連れて行くくらいなら、ディシラとやらを買って来た方が速い。

で、そのディシラのファンデーションを探して買い(私はノーメイクなので、いいカモ。必ず説明されます)、それを持って母のいるホームへ。
「あのね、化粧水がなくなったら電話注文して、届いたらお金も払わずに使うってのは、泥棒と同じよ」
「だって、私、お金もってないもん」(それなら尚更、注文できないだろうが!!)
「今度、化粧水がなくなったら、私に言ってね。もう自分で電話しないでね」
母は「はいはい」と答えて、5分もすると、
「またなくなったら、電話して頼めばいいのよ。宅急便で届くんだから」

そう、記憶することが出来ない「病気」なのです。
わかっているんだけど、何度も同じことを繰り返して説明してしまいます。でも覚えてない。は〜。

f0131628_15242456.jpg化粧水etc、まめにチェックして、なくなりそうになったら、自分で取り寄せて、母のところに持って行けばいいのです。
しかし、私も年のせいで、「あー、しまったぁ!」と買い置きを忘れてカラになり、慌てることがあるのです。
まして、母の化粧品まで気に留めなければならないなんて!

「もう化粧やめたらいいんじゃない?」
という言葉を飲み込んでいます。
化粧する気持が失せたら、口紅をつけるだけで華やぐ、やっぱり女性だから、いつまでも美しくいたい、と言われています。
私は、決して「化粧=美しくなる」とは思わないけれど、母にとっては習慣だから仕方ないか。
いや、化粧するのは構わないのですよ、全然。ただ私がそこに気を遣わねばならないことが問題なのです。

何度も電話して、払込み用紙を送ってもらい、郵便局に払い込みに行き…そんなこんなで、何日もつぶれてしまいます(泣)。
[PR]
by umiusagin | 2013-09-21 16:16 | 母の認知症 | Comments(2)

下降路線

f0131628_019939.jpg携帯電話で「今から行くね」と私。「じゃあ、1階で待ってるね」と母。
10分後にホームに着くと、「今日約束してたこと、忘れてたわ」と。

イヌの名前は記憶にありませんでした。
母の生母(私にとっては祖母。若くして他界)と同じ「はる」という名にすれば覚えられるだろうと思ったのですが、ダメでした。

車で、近くの「うらり」周辺や港を散歩。
17時過ぎると、母は夕食の時間が気になって気になって。
夕食は17:30から呼び出しが始まり、すぐに集まらないのに。
「施設のKさんに、近くに散歩に行く、すぐ帰るって言ったから大丈夫よ」
「私、Kさんに会った?覚えてないわ」と言われ。。
Kさんとは、15分程前、冗談まじりにさんざんお喋りしてたのに。

少しづつ記憶出来る時間が短くなって来ています。
東京都の松沢病院で、MRIを見ながら「海馬が萎縮している。新しいことを記憶出来ない。
アルツハイマー型認知症」と診断されてから1年5ヶ月。
ずっと薬を服用していますが、坂道を転がり落ちるように悪くなる一方。

でも、まだ私のことはわかる。アメフラ氏の名前も。
「今この時」「その瞬間」だけわかっています。今のところは。
アメフラ氏は「仕方ないじゃない」といいますが、落ち込みます。

写真は城ヶ島大橋をバックに。この写真、日付とイヌの名前入りで渡すつもり。
でも記憶に残らないだろうなあ。悲しいです。
[PR]
by umiusagin | 2013-06-02 17:15 | 母の認知症 | Comments(0)

母のその後

f0131628_13411531.jpg10/29、遂にアメフラ氏が不調に。寒気がすると葛根湯を飲んでいました。彼がダウンすると、もう機能しません。私はその前から、横になることが多く、元気なのは母だけ。
イヌも家の中がいつもと違う、と心配気味でした。

遡ること10/27は、こちらの病院の精神科を予約して初診療。
認知症の問診、チェックシートをすると、なんと「認知症じゃない」といわれたではありませんかっ!!!
じゃあ、気が狂いそうになるほど同じことを繰り返し説明して、
それでも忘れちゃって、もう説明しないで、
そうねそうねと言い続け、
お風呂に入ることを延々説得し(でも髪は洗わない。美容院でやってたと言張る)、
着替えもしない、洗濯もしない(クリーニングに出してたと)、
「人の家だから何もできない」と窓ひとつ開けられず(自分でさっさと開ける時もある)、水飲むのにも蛇口がわからないといい(自分でさっさと汲むこともある)、
三度三度食事も作り(食べないと薬が飲めないという)、
薬のチェック(一度私の降圧剤を間違えて飲んで、私がパニックになってから。私の降圧剤は強いのです)、
家に20分も一人で置いていけば、一人では気味悪かったといわれ、
毎日毎日、明日は世田谷に帰る、といわれ、
それで病気じゃないですって?!!!!
ただの物忘れ?!
歳のせいで?!!

10/29、母を世田谷の家迄、電車で送り届け、途中新宿のビックカメラで電磁調理器、電磁調理器用フライパンを購入し、帰宅後、その接続。
終電近くに三浦に戻り、その後私は寝込んでしまいました。
10/30はぶっ飛んでしまい、全く1日ありませんでした。
昨日は、なぜだか血圧が下がり過ぎ、89/71とか。上と下が近すぎ。一日中ぼんやりしていました。
草刈りをちょこっとしましたが、イヌの散歩は危険だから出来ず。

これからどうしようかと思います。
もうこちらで3人で生活するのは無理です。
これまで通り世田谷で独居してもらうしかありません。それがいつまで続くのやら。
考えるだけで、具合が悪くなってきます。私がしっかりしなければ!…とは思うのですが。
[PR]
by umiusagin | 2011-11-01 14:01 | 母の認知症 | Comments(3)

いくつになっても、大バカ・ムスメ

f0131628_0304946.jpgイヌの大好きな長椅子。他のわんこが泊まりに来た時に、此処に乗っていたのを見ていたんだと思います。それで真似っこ。
ベージュのクッションはアメフラ氏の。身体をくっつけて、よく寝ています。「どうせ、ボクはくさいんだ」とぼやくことしきり。
左下のグレーはイヌの為に買ったスロープ。ほら、飛び降りると足に悪いでしょ?歳だからね。(親ばか?)
ところが、動くからもの凄〜くイヤなんだそうで。マジックテープが付いてますが、うちの長椅子には使えなかった。。下に滑り止めのシートを敷いても、動きやすいから絶対に使いません。あ〜あ。

遂に私の頭上にもやってきました、介護の日々。
老母はまだ認知症だけですが。
身体は問題なく、私よりちゃんと動いています。
ですが、ちょっと前のことすら忘れてしまう。何度も同じことを説明し続け、いや言葉で現すと軽いですが、一時が万事この調子だと大変なんです。
昔から、そういうところがあったので、つい数日前迄気づきませんでした。また物忘れが酷くなっている、くらいで。

もう老母の独居は認められなくなり、取り敢えず三浦の家に連れて来たものの、このあとはどうすればいいのでしょう。
世田谷の実家に帰る時は、一緒に行かねばならない。そして向こうに泊まる。仕事は?
またコチラへ連れて来なければならない。仕事は?
つまりいつも一緒。それがいつまで続く?

まだ介護申請すらしてませんでした。
かかりつけの医者に依れば、何度も勧めたのに、老母は「まだ私は身体も心も平気」といって受け付けなかったそう。もう83歳、独居で、目的のない毎日で、今日が何日かもわからなくなっていて。

私も、自分が大変だったから、とても他のことを考えられなくて、やっと気候のいい時には一人で電車に乗るのが出来るようになったら、これですからね。あぁ。
車の運転が出来ればまだいいのですが、倒れてから運転したのは1度だけ、イヌを獣医に連れて行った時のことで、思い出すだに冷や汗ものです。しかし、ずーーーっと直進で、帰る時にUターン、と比較的簡単だったから出来たことです。必死だったし。
注意力に欠け、ふらつくこともあるので、まだまだ。無理して他の人に迷惑を掛けても大変だし。

この先、どうなっちゃうんでしょう。
恐ろしく不安で、もう心臓バクバク、足はフラフラ。うまく歩けなくなってしまいました。大丈夫か、私?
それでも、年上の友人らがフォローしてくれて感涙。人間、一人で生きられないのねと思うことしきりです。
[PR]
by umiusagin | 2011-10-18 00:48 | 母の認知症 | Comments(8)